岩村町
江戸時代の面影を残す町並み
岩村は明知鉄道で30分、車では恵那インターチェンジから国道257号を20分ほどの位置にあり、江戸時代の面影を残す町並みが印象的です。丸善創立で有名な早矢仕有的や、植物学者の三好学、実践女子大学創立者の下田歌子など岩村町にゆかりのある著名人もいます。
岩村城跡
1185年(鎌倉時代)に築城されたお城でしたが、今ではその面影として残っているのは、六段壁といわれる石積みが有名です。また、女城主としても有名ですが、これは、織田信長の伯母であるお直(つや)の方が,遠山景任に嫁ぎ、夫亡きあと、竹田方の秋山信友と交戦後、城を守るために秋山信友と結婚しましたが、信長により処刑されたという悲しいお話も残ります。
城下町
4百余年の歴史を持ち、現在にいたる城下町です。現在の本町通り(旧上町、中町、下町)に面する両側の町並みは江戸時代から続くものです。上町には職人が、中町や下町には商い屋が並んでいたそうです。平成25年2月には電線地中化が終り、まるで江戸時代にタイムスリップしたような町並みになりました。
農村風景
東から西に傾斜した岩村盆地の中に瓦と白壁の昔ながらの農家や土蔵が点在します。農村風景展望台からは、懐かしい風景に思わず「ふるさと」の歌詞が口をつきます。歴史に裏付けされ、現在も常に新しい息吹を求める町にどうぞお越しください
みる
岩村城跡
岩村城は、大和の高取城(奈良県)備中の松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つに数えられる名城で(財)日本城郭協会により『日本100名城』に選定されました。城は江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高717m)に築かれ、高低差180mの天嶮の地形を巧みに利用した要害堅固な山城で、霧の湧き易い気象までも城造りに活かされており、別名「霧ケ城」ともよばれています。
この城が名城と言われる由縁は、単にその規模と大きさだけでなく、その永い歴史に由来しています。1185年(文治元年)源頼朝の重臣「加藤景廉(かとうかげかど)」がこの地の地頭に補せられ創築されてから、鎌倉・室町の300年間、戦国の100年間、更に江戸期の300年間に亙り城と城主が連綿と続き、明治に至り廃城令で廃城されるまで、連綿と存続しました。
700年間に及ぶ城の歴史は、日本の城史にも例を見ないものなのです。
- 住所
- 岩村町字城山
- TEL
- 0573-43-3057 (岩村歴史資料館)
城跡公園(太鼓櫓・下田歌子勉学所・知新館・菖蒲園)
岩村城跡の山麓の武家屋敷地約2haを利用し、下田歌子勉学所、花菖蒲園、歴史資料館、太鼓櫓、遊歩道を整備し自然をそのまま生かし、町民や観光客の皆さんに親しんでいただける公園です。
- 住所
- 岩村町88番地
- TEL
- (社)恵那市観光協会岩村支部 TEL:0573-43-3231
木村邸
木村家は江戸時代中期から末期に栄えた問屋で、藩の財政困窮のたびに御用金を調達してその危機を救いました。それゆえ、藩主より特別な存在として認められ、藩主自身が幾度となくこの木村邸を訪れたといわれています。(当時、藩主が領民の家を訪れるなどということは異例なことであったといいます) 藩主出入りの玄関・表通りに面した武者窓・上段の間・欄間・茶室は、江戸時代の町家としての様式を至る所に留めており、城下町の歴史を偲ばせてくれます。
- 住所
- 岩村町本町329-1
- TEL
- (社)恵那市観光協会岩村支部 TEL:0573-43-3231
岩村 歴史の街並み(重要伝統的建造物群保存地区)
平成10年4月、岩村町の岩村本通りは商家の町並みとして、岐阜県で3番目、全国では48番目に国(文化庁)の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
- 住所
- 岩村町本町2丁目および本町3丁目全域
- TEL
- (社)恵那市観光協会岩村支部 TEL:0573-43-3231
岩村歴史資料館・民俗資料館
◆岩村歴史資料館
岩村町八百有余年の歴史をおさめる岩村歴史資料館は、文化庁の歴史民俗資料館設置要領に基づく補助金を受け、1972年(昭和47年)全国で4番目の館としてオープンしました。高床式、入り母屋づくりの屋根、白壁の外観は城をイメージさせます。
展示品は、岐阜県指定重要文化財として「享保岩村城絵図」「明和岩村城絵図」「佐藤一斎自讃画像」など歴史的価値の高いものばかりです。
◆民俗資料館
草屋根風の民俗資料館は古い民家をそのまま移築したものです。先人の生活を忍ばせる数々の民具は生活の知恵と技を教えてくれます。入館券は歴史資料館と共通 。
- 住所
- 岩村町99
- TEL
- 0573-43-3057
土佐屋
土佐屋は今から約260年前に染物業を営んでいた商家です。
建物は、平成8年より復元工事が行われ、平成11年4月に「工芸の館」土佐屋としてオープンしました。当時の藍染めの行程を学ぶことができる染工場や、土佐屋の歴史をおさめた土蔵の展示室、庭の天正疎水などが、訪れる人に江戸時代の面影をそっと静かに伝えています。
- 住所
- 岩村町本町269-1
- TEL
- (社)恵那市観光協会岩村支部 TEL:0573-43-3231
勝川家
「江戸城下町の館 勝川家」は、平成15年8月にオープンしました。
勝川家は屋号を「松屋」といい、江戸末期から台頭した商家です。江戸後期の建物で、木造2階建て2軒の建物からなっている古い家です。室内は、書院・茶室・使用人部屋などがあり、往時の暮らし向きを伝えています。
また、江戸絵や能面などが展示されているほか、観光協会推奨品も販売しています。
- 住所
- 岩村町269-1
- TEL
- 0573-43-4770
農村景観日本一地区
この農村景観の特徴は、東から西に少し傾斜した穏やかな岩村盆地の中に、瓦と白壁の昔ながらの農家や土蔵が点在する農村景観が展開し、回りは盆地を形成する緑の低い丘や遠く三河・尾張と境を接する山々が二重・三重に連なって、この景観を一層引立てている点にあります。ここの眼下に広がる田園は、総面積約150haあり、岩村町の約半分を見ることが出来ます。「農村景観日本一」の称号は、平成元年に全国の環境問題を専門に研究している、京都教育大学・木村教授から頂き、マスコミが一斉に報道し一躍脚光を浴びたものです。ここに佇めば、春夏秋冬・朝な夕な・日本が戦後失ってしまった「心のふるさと」、そして古代・仁徳天皇が見た“カマドの煙”の景色をも彷彿と感じとることが出来ます。・・・美しい日本、この景観をぜひご覧下さい。
また、この景観は「第7回日本のむら景観コンテスト」の集落部門で農林水産大臣賞(最高賞)を受賞しています。
- 住所
- 岩村町冨田地区
- TEL
- (社)恵那市観光協会岩村支部 TEL:0573-43-3231
たべる
エスポワール
ハンバーグステーキ850円 各種パスタ・ピザ800円から 牛フィレステーキ丼1,000円 その他コース料理があります。各種会合など気軽にお越しください。
- 住所
- 岩村町730-7
- TEL
- 0573-43-3900
神谷家
コーヒー豆は有機栽培物を使用。その豆を水出し器で、5人分を淹れるのに7~9時間かけて抽出する独特の味が自慢です。また、250年以上の古民家を書のギャラリーとして開放しています。お部屋によっては「壽」という字ばかりを書き集めた部屋や、「福」の字をかき集めたお部屋などがあり、もう少しここに居たいと感じるギャラリーカフェです。
- 住所
- 509-7402 岐阜県岩村町富田1429
- TEL
- 0573-43-2788
みはら ~『お休み茶処』がある店~
ねぎ味噌とごまだれの2種類の五平餅(1本160円)が人気の店、テイクアウトもできるがイートインならお茶と小鉢付き。評判のお好み焼きや焼きそばもぜひ。
- 住所
- 岩村町799-1
- TEL
- 0573-43-2731
かう
浅井屋 ~『お休み茶処』がある店~
江戸時代の儒学者・佐藤一斎に関わる 『忠怒の飴』 や絵本、名言録集などを取り扱っています。ぜひ、お立ち寄り下さい!。
〔お休み茶処〕とは…
ご自由に用意してあるお茶を飲んで、休憩していただける場所です。
ぜひ、ご利用下さい!。
- 住所
- 岩村町262-1
- TEL
- 0573-43-2506
松浦軒本舗
松浦軒本舗のカステーラは、江戸時代に岩村藩の藩医であった神谷雲沢先生が長崎にて蘭学を学ばれし時、和蘭の技法を持ち帰り伝えたものといわれております。
その特徴は、銅板造りの小釜にて風味をそのままに1本1本を念入りに焼き上げるところにあります。
- 住所
- 岩村町809-6
- TEL
- 0573-43-2329
あそぶ
とまる
ゲストハウス とみだ
岩村町富田の田んぼの中にある宿です。フランス人の内装なので、一風変わったおしゃれな宿に安く泊まることができます。宿泊料金は4月から10月までは2800円/人、11月から3月までは3300円/人です。自然がいっぱいの場所でのんびり過ごしてください。
- 住所
- 岐阜県恵那市岩村町富田1967-2
- TEL
- 090-7021-5666
茅の宿 とみだ
家族でゆっくり旅行したいあなた。
都会を離れ、田舎生活を疑似体験してみたいあなた。
サークルの仲間と大勢で一緒に泊まりたいあなた。
とにかく自然を堪能したいあなた。
広いお部屋でごろりと寝転びたいあなた。
日本一の農村風景を目の前にして、澄んだ空気を感じながら
ゆったりと流れる時間の中でくつろぎ、都会という忙しさの中で忘れてしまいがちな"大切な何か"を思い出してみませんか?
- 住所
- 岩村町富田2024
- TEL
- 0573-43-4021
いべんと
いわむら城址薪能
岩村城の永い永い歴史を見守ってきた老松を背景に、かがり火を焚き、自然景観を活かした特設舞台で開催される野外能。
薪(たきぎ)能が開催される会場は、かつて岩村藩の藩主邸があった場所で、岩村城や岩村城下町の歴史を見つめてきた見事な枝ぶりの老松が舞台の背景となります。
月の光と薪(たきぎ)の薄明かりの中で上演される能はなんとも言えない趣があり、日本の伝統芸能の醍醐味を存分に味わうことができます。
- 住所
- 恵那市岩村町藩主邸跡(岩村歴史資料館前)
- TEL
- いわむら城址薪能実行委員会 0573-43-4622
秋のふれあいウォーキング
秋の収穫期を迎え、黄金色に染まった田園が舞台と なります。ゆったりとふるさと情緒を感じながら、
赤とんぼと共に散歩します。ゴール会場では、特産物直売市や岩村城女太鼓などのイベントも行われます。
親子や同級生、茶飲み友達と一緒にのどかな田園の休日を、満喫してみませんか?
- 住所
- 恵那市岩村町富田
- TEL
- ふれあいの舘 0573-43-4622
ザ・縁日ふるさと創生花火
お昼には昔なつかしい縁日バザー、夜はふるさと創生花火大会で、1日中お楽しみいただけます。
- 住所
- 岩邑小学校グラウンド
- TEL
- 岩村城再建構想実行委員会(恵南商工会岩村支所 0573-43-2636)
いわむら夏祭り
60年以上の歴史を持つ大変装行列は各町内会などが毎年工夫した変装で、本通りを練り歩きます。
また、手作りの出し飾りや、あんどんも見もの。
- 住所
- 岩村町本通り
- TEL
- いわむら夏祭り実行委員会(恵南商工会岩村支所内43-2636)
いわむら城下町のひなまつり
展示される雛人形は江戸期から代々伝わる由緒あるものや、岩村藩主邸にまつわる古今雛、天保年間につくられた御殿雛など、様々な趣のある雛人形を約70ヵ 所で展示致します。期間中、本通りを飾るもち花で一味違うもので訪れる方をお迎え致します。緑と歴史・文化の香り高い温故知新の町で雛人形めぐりをお楽し み下さい。
- 住所
- 恵那市岩村町本通り・本通り周辺 【重要伝統的建造物群保存地区】
- TEL
- 恵那市観光協会岩村支部 0573-43-3231
岩村秋祭り
岩村秋祭りは、八幡神社と武並神社のお祭りで、毎年10月第1週の土曜日から日曜日にかけて行なわれます。
五穀豊穣・家内安全・平和を祝っての村祭りでもあります。
- 住所
- 恵那市岩村町 本通り・武並神社・八幡神社
- TEL
- (社)恵那市観光協会岩村支部0573-43-3231
孔子祭
岩村城藩主邸跡に移築されている知新館正門前で、孔子をまつる伝統行事「孔子祭(釈奠の儀)」が開催されます。
- 住所
- 知新館正門前・岩村公民館
- TEL
- 恵那市教育委員会文化課 0573-43-2112